物置として放置してあった農家2階の養蚕場所を、リフォームすることで、広々としたLDKに生まれ変わりました。
この建物の養蚕場所には、建替え時に取り壊した家屋の古材をそのまま利用し、今ではなかなかお目にかかれない欅の柱・梁材があり、代々ものを大事に使う思いが、家族にも引き継がれています。
すべてを新しくするのではなく、汚れた柱・梁は灰汁(あく)洗いして甦生させ、設備は現代のライフスタイルに合わせた機能を加えて、延々と使い続けるよう配慮したリフォームです。
■改修前
隙間風や土埃が入り込む、元養蚕場を近代的なLDKに蘇らせます。貴重な欅材などの木組みはそのまま残します。
触ると崩れ落ちる土壁、隙間から外が見えます。右は1階からの階段で、ここは塞いで廊下
になります。
■施工中
2階の室内といえども足場を組み、作業を開始しました。灰汁(あく)洗いや断熱材挿入、ボ
ード張り、左官など、足場は最後まで外せません。右の写真は床板をはがし杉板を張ってい
ます。
下地ボード張りが終わると左官工事に入ります。壁から出ている不定形な柱・梁の左官は熟
練を要します。
入口には徳島杉のオリジナル建具の取付け(左)と、システムキッチンが取り付けられました。
■改修後
東面の仕上がり。右は古材の柱・梁を残し、ほたて漆喰壁の仕上がり。
西面の仕上がり。右は1階からの階段部分が塞がれ、奥の部屋へつながる廊下。
複層断熱ガラスサッシを取り付けた南面の仕上がり。右は杉板天井の仕上がりとスポット照明。
複層断熱ガラスサッシを取り付けた北面の仕上がり。右は徳島杉の建具の出入口とトイレ・洗面所。
reported by rc385501 | 12:29 | 養蚕場所だった農家2階のリフォーム
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